いつものハードオフ巡りをしていたら、Wii Uのセット。ACアダプタ欠品、スタイラス欠品、高度なステッカーチューン済みというグダグダな品質ながら、価格が1,000円(税抜き)という激安。この値段なら予備で買っていてもいいかなぁ。しかも32GBモデルだし。と勢いで購入。
Wii UのACアダプタがない
モノはコスパ良くゲットしたものの、ACアダプタが欠品。ACアダプターを売っていないか?ハードオフの店舗内を確認したけれど…売ってない。つるしの保証有を確認してもなし。WiiのACアダプタはタラフク世の中に出回っているというのに、Wii Uとなると一気に減る。
GamePad側のACアダプタはその辺のゲーム屋でサードパーティの新品を購入しても1,000円もしないので買ってしまえばいいだけの話。大体にして、抜き差しを頻繁に行うから、故障も多い「ある意味消耗品」だから、これは新品購入。
とりあえず、ACアダプタをあっさり購入して…GamePadを充電。当初は、『USBもACもいりま線U』というACアダプタではなく、本体のACアダプタから横取りするケーブルも気になったりしたけれど、ちょっと気になったけど何かおかしかった時に切り分けも難しくなるから、普通にアダプタを購入することにしましょう。
WiiU GamePad 対応 ゲームパッド 充電 ACアダプターを購入。990円なり。
ただ、本体側のACアダプタはサードパーティーの製品が極端に少なく値段も高め。この値段を出すなら、もうちょっと積んで純正新品を買ってもと思う。でも、せっかく安く手に入れたWii Uのコスパを下げちゃう感じだし。
一瞬、コネクタ形状を見て…あれ?Wiiのアダプタ刺さるんじゃね?と思って、差し込もうとしたら…刺さりませんがな。
よく見ると、Wii用とWii U用は似た形のコネクタだけれど、切り欠きが逆向きのコネクタになっています。そして、Wii側は黒色のコネクタなのに対し、Wii U側は黄色のコネクタ。刺し間違いをしないようにしているんだろうね。
Model | Wii U – WUP-002(JPN) | Wii – RVL-002(JPN) |
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PIN | ||
INPUT | AC 100C 1.2A 50/60A | AC 100V 95VA 50/60Hz |
OUTPUT | DC 15V 5.0A | DC 12V 3.7A |
おー。コネクタ形状だけ変えた意地悪行為ではなく、電圧等の条件も全部違うのねぇ。12Vと15Vだとそりゃ互換性はありませんなぁ。
Wii U 本体用 ACアダプタを何とかする
せっかく安く手に入れたことだし、Wii U 本体用 ACアダプタを何とか安く済ませてみましょう。
という事で、ハードオフで見つけたこんなケーブル。
Wiiの電源コネクタの延長ケーブル的な奴。100円(税抜き)なり。
ケーブルをちょん切って、コネクターの接合部分をカッターで切れ目を入れて殻を割ります。接着剤での接合の様だったので、こじるように広げたらあっさりと割れました
こいつ、ピン押え的な真ん中のパーツを引き上げると、あっさりとケーブルが引き抜けます。
引き抜いたケーブルはこんな感じ。根元部分のブーツ部分は片側に薄くカッターナイフを入れて、ケーブルの外皮部分を丁寧に取り外しておきます。
で、コネクタ。切り欠き部分をカッターナイフで取り除き、同じ比率で反対側も切り取っておきます。カッターであっさりと切れますが、作業するときは防刃手袋とかで安全に作業する必要があります。
で、ハードオフでTOSHIBA製のノートPC用ACアダプタ 「PA3201U-1ACA」。15V/5.0Aと、まさにぴったりのやつ。100円(税抜き)なり。
TOSHIBA製のACアダプタのコネクタを落とし、コネクタをはんだ付け。その上から熱収縮チューブで絶縁処理。この絶縁処理、普通はチューブを差し込んでからはんだ付けするのが定石ですが、ピン自体がスリムですので、はんだ付けしたのちに必要な長さのチューブを差し込んでドライヤーを掛けるほうが楽で安直です。
ブーツ部分に掛ける太目の熱収縮チューブを通したらコネクタをも度通りに戻していきます。ピンを差し込んでロックします。その際にプラス・マイナスの位置を間違えないように注意します。
ブーツを位置決めして戻し、その上に熱収縮チューブをはめて固めたのちに外側カバーを戻します。
外側カバー自体に太目の熱収縮チューブで固めて完了。
代用完了
Wii U本体に接続して、ドキドキしながら電源を接続。無事にブルーのランプが点灯。
Wii用のケーブル 100円、TOSHIBA ノートPC用ACアダプター 100円、合計200円で代用品の作成完了。かなり安く対応完了です。