スーパーファミコンの特殊チップによると、SPC7110という特殊チップが搭載されているという「桃太郎電鉄 HAPPY」がこれまたハードオフに落ちていたので拾ってきた。
結構、いろいろなハードオフで見てきたけど、案外にいい値段の付いてるこのソフト。ほかのがえらく強気な値付けの癖に、こいつ432円と結構お安い値段。よくわからんねぇ。状態もかなりいい感じ。
中にある基板。 中身的にはこんな感じ。
基板: SHVC-BDH3B-01 MASKROM: SHVC-AH8J-0 TC538003AF 64K SRAM: MOSEL-VITELIC LH52A64N-PL CIC: Nintendo F411B BATT: CR2032 SPC7110F
この世代になるとオール表面実装なのね。
こんな石
「SPC7110F」
こいつ、EPSON製のコプロセッサ。主な用途はROMデータの圧縮とメモリマッピング機能という事らしい。単純にこいつのチップに掛かるコストとMask ROMのコストを天秤にかけてROMの方が高かったという事なのでしょう。
こういうのを見るとちょっと時代を感じますね。昔ならROM容量こそがゲームの価値みたいなところがあったけれど、この時代になると容量の表記自体に広報価値がなくなってきたという証拠な訳で。