Last Up Date : 2006-02-05
Since : 2006-02-05
MARS for MS-DOS を DRDOS で動かす
Agenda.
0.導入
1.DRDOSの入手
2.関連ドライバの入手
3.起動ディスクの完成
4.起動実験と MARS for MS-DOS のインストール
5.Bootable CD の作成
6.Mac OS X(PPC)で動かす
2.関連ドライバの入手
DRDOS はそのまま利用すると、英語表示となります。しかし MARS for MS-DOS は日本語の表示が求められます。そのため、日本語環境を作るためのファイルを入手します。
MARS for MS-DOS では、日本語の入力は必須ではありません(駅名や路線名を入力するときに、日本語の入力を用いることもできますが)。つまり日本語表示が出来ればよいわけです。
日本語表示に必要なのは、以下の3種類のファイルです。
- ディスプレイドライバ
- フォントドライバ
- 日本語フォント
これらのファイルは、先人たちの偉大な業績を使わせていただきましょう。
フォントドライバは、Font subsystem for DOS/Vから入手します。対象ファイルは、 fontn10.lzh です。
fontn10.lzh は LHA を利用し、伸張します。伸張したファイルより、以下のファイルを c:\drdos にコピーします。
ディスプレイドライバは、DspVVから入手します。対象ファイルは、 dspvv109.lzh です。
dspvv109.lzh は LHA を利用し、伸張します。伸張したファイルより、以下のファイルを c:\drdos にコピーします。
日本語フォントは、好みもありますが今回は「東雲フォント for FONTX2」を利用します。「東雲フォント for FONTX2」は東雲フォント for FONTX2から入手します。今回は16ドットフォントを利用します。対象ファイルは、 shn16fx2.lzh です。
shn16fx2.lzh は LHA を利用し、伸張します。伸張したファイルより、以下のファイルを c:\drdos にコピーします。
- SHMZN16X.FNT
- SHNHN19X.FNT
最後に、環境にもよりますが日本語キーボードを利用している場合は、キーアサインの変更を行いたくなると思います。といいつつ、 MARS for MS-DOS で使っている分にはあまり必要性は感じないかもしれませんけれど。
キー設定プログラムは、DR-DOSによるDOS/V環境の構築から、JIS_A01 につけられたリンクからファイルを入手します。対象ファイルは、 jis_a01.lzh です。
jis_a01.lzh は LHA を利用し、伸張します。伸張したファイルより、以下のファイルを c:\drdos にコピーします。
日本語化に必要な各種ファイルの準備はできました。それでは、いよいよ起動ディスクを作成しましょう。
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