スーパーファミコン用カセットには、性能強化用に特殊なチップを搭載したものがあります。特徴としては、特殊チップの接続のためにカセットの端子数がちょっと多い感じになっています。
なんとなくカセットを並べてたら、カセットのコネクタ部分の幅(長さ)が違うのがあるなぁ。と調べていたら、そういう事だった…。って話。
という事で、特殊チップとやらが乗っているだろうカセット情報を調査。
調査と言っても、グーグル先生に聞いて、いろいろなサイトに転がっている断片情報を整理しただけだけど。
という事で自分用メモ。
スーパーFXチップ(Super FX Chip)
任天堂の関連会社A/N Softwareによって開発されたコプロセッサ。
開発コードネームは「MARIO」。チップ自体にもMARIOと刻印されている。
「三次元描画方面強化回路」という位置づけらしい。
Super FX GSU-1
初代のスーパーFXチップ。
Super FX GSU-2
GSU-1の「高クロック」版かつ「メモリ容量2倍」のチップ。
CX4
カプコンが開発したコプロセッサ。
ワイヤーフレームのエフェクトや、回転・縮小・拡大といった機能強化という位置づけらしい。
DSP
NEC開発のチップを基にしたコプロセッサ。
高速なベクトル演算や2軸回転などの擬似3D演算の強化という位置づけらしい。
DSP-1
Mode 7の機能を強化、高速浮動小数点演算をサポート。
DSP-2
プロセッサを3.58MHzから8MHzに強化。
ダンジョンマスターのみで採用。
DSP-3
圧縮されたグラフィックの解凍やビットプレーン変換。プロテクトも強化。
SDガンダムGXのみで採用。
DSP-4
プラネットチャンプ TG3000のみで採用。
S-DD1
グラフィックデータの圧縮・解凍等に利用。
S-RTC / X-RTC
リアルタイムクロック。
内蔵バッテリーで絶えず内部時計が機能する。
SA1
スーパーファミコン内蔵CPUに似たチップ。
WDC社の16bitCPUを任天堂がカスタムしたMPU。
SPC7110
データの圧縮等に利用。
エプソン製。
OBC1
主にオブジェクトとスプライトの管理をするためのコプロセッサ。
ST
セタ製チップ。
AI強化用という位置づけらしい。
ST010
エキゾースト・ヒートIIで採用。
ST011
早指し二段 森田将棋で採用。
ST018
早指し二段 森田将棋2で採用。
特殊チップ搭載カセットリスト
うーん、結構、数がありますね。
全部のカセットを確認しようとすると、結構な手間暇とお金が必要そうです。
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