ファミコンのカセットをばらしてみた

ファミコンのカセットを開けるには、通称「殻割」が必要。

コツさえつかめば、割と簡単にスナック感覚で割れるんだけど、もう古いカセットはプラスチックが痛んでるので、ガワのツメごと折れちゃうこともあってちょっと躊躇する。

でも、たまーにツメじゃなくてネジのカセットも。
特に光栄のデカいやつとか。

で、今まで知らなかったんだけれど、任天堂には「役満」シリーズなる麻雀シリーズがあって、そのファミコン版に「新4人打ちマージャン 役満天国」なるものがあるらしい。

ハードオフに行ったとき、ジャンク箱の大量のカセットからお目当てのものを探す際、「形が変な奴」を基本に探し、スーファミのカセットを端子側から見て「特殊カートリッジ」を探す。そこから始めて、時間があればそれぞれのタイトルを確認。って流れで見ている。その流れで、「光栄っぽいけど、白いのあるな。トレーナー系の角丸じゃない。なんだろう。」と手に取ったのがこれ。

左上にある「FAMICOM」マークがチャーミングです。

裏面を見ると、コーションラベルは剥がされています。
うーん、状態はよろしくないです。
でも、四隅にはネジ。ネジ自体は任天堂お得意の「ラインヘッドねじ」の DTC-20 。以前に購入したコレを使ってさっさと抜いてしまう。

内容的には

MASKROM PRG: HVC-YT-0 PRG UPD23C2013C-T95
MASKROM CHR: HVC-YT-0 CHR UPD23C1013AC-R42
W-RAM-0: SANYO LC3564PL

MMC5: Nintendo N MMC5
BATT: CR2032

って感じ。バッテリーバックアップだったのね。
というのと、麻雀ソフトなのに MMC5 搭載?
MMCはMulti-Memory Controllerの略で、基本的にはメモリ管理を目的にしているチップですが、このMMC5は拡張音源の機能として使われることが多いもの。なんで麻雀で拡張音源かね。いるのか?本当に。
そういう事であればチップチューン界隈では、そこそこ人気ってやつなのかな?

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