定期巡回のハードオフ。
なんか、どこかに出かけたついでに近所のハードオフ。って感じで、ついでに寄る先の定番になりつつある。
場所ごとに特徴があって面白いね。
ジャンクでRFスイッチを買ってみた
青箱の中にジャンクのRFスイッチ(HVC–003)を発見。
最近は繋がる先のアナログテレビもなくなってきているというのに。RFスイッチの値段が上がってきている。以前は100円(税抜き)でたたき売りだったというのに、いまじゃ、程度が悪い、ベタベタなものでも500円(税抜き)とか平気。
今日は、たまたま青箱の中に108円(税込)のRFスイッチを発見。ケースも案外きれいな状態。
これ。FFマークもあるし、後期型に付属してたものでしょう。
色もきれいだ。
ジャンクの理由、同軸ケーブルがするっと抜け落ちてる。
テンションがかかる部分だし、昔からこの部分が破損しているジャンクはよく見かけたし、まぁ、修理できるだろうと購入。
分解して修理してみる
とりあえず、裏側の4か所のねじをはずし、表の同軸を止めるコネクタをはずすとあっさりと分解。ファミコン系では珍しいマイナスのねじ。
で、取り外したら、赤丸部分のハンダを吸い取り線でキュイっと吸い上げる。これで、外に生えてるケーブルが取り外し可能。
ファミコン接続用ケーブルを付け替える
同軸ケーブルだけ取り付けてもいいんだけれど、ファミコンにつなぐ側の線も劣化しているので、ついでだから変更しちゃいます。
適当に、同じくらいの太さの同軸ケーブルを調達します。多分、本来は75ΩのTV用同軸の細いやつなんだろうけれど。まぁ、オーディオ用でも大して変わりません。今回は何も考えずに工具箱のあまりものを活用。
まずは、RCAコネクタ側。
こんな感じ細めの同軸ケーブルを剥いておいて…
こんな感じでコネクタにくっつける。こいつ、結構、抜き差しで力がかかる部分だし、気持ち分ってことで接着剤でちょいと固めて、その上から熱収縮チューブをかけておきましょう。
コネクタカバーをつけて完了。黒いコネクタを選択したのは、完全に雰囲気から。
RCAの反対側。基板にはんだ付けする側も処理しないと。
これは、単純に元ケーブルについてた圧着のコネクタをはずして移植。
マイナスドライバーとラジオペンチを駆使してはずして、逆手順でしめなおす。
これでケーブルは完成。
テレビ接続用の同軸ケーブルを付け替える
同軸側。こっち側もファミコンと繋ぐケーブル側と同じように基板に取り付ける用の金具がついていたはずなんだけれど。完全破損で無くなってた。という事で、その部分は何とかしないといけない。
こいつの金具は完全破損してなくなってた。
で、手持ち
部屋に転がっていたS4C-FBのケーブル。オリジナルは3C-2Vケーブル。
オリジナルの3C-2Vの場合、シース(網線)は銅なのでハンダで簡単処理だけれど。手持ちのS4C-FBはシースにアルミが使われているのでハンダが乗らない。ファミコンと繋ぐケーブル側と同じ圧着の金具があればこれでもいいんだけれど、鉄板を切り出して、その手のものを作るのもばからしい。
なので、同軸の芯線を少々拝借。それをシースの周りに巻き付け。
その巻き付けた芯線にはんだを流し込んで固める。
これだけでそれっぽくなる。
で、基板の穴にそれぞれのケーブルを差し込んではんだ付け。
ちなみに、この基板。 HVC-RFSW ってお名前らしい。
基板にも HVC シリーズのお名前がついていたんですね。
で、これで完成。
作業時間は賞味で10分ほど。簡単ですね。
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